データ&セキュリティ
「繋がる」と「守る」を両立する技術でエコシステム型の新たな社会システムを創出
富士通のブロックチェーン技術は、エコシステムやサプライチェーン全体で信頼を再構築します。
サイバー攻撃、データ流出、フェイクニュース、ID詐欺などの増加は、すでにデータとオンラインの世界に対する人々の信頼を歪めています。電力網などの物理的な社会インフラもサイバー攻撃の危険にさらされており、信頼はさらに損なわれています。さらに、メタバースやデジタルツインなど、人間、モノ、デジタルの境界が曖昧になるにつれて、これらの問題はますます大きくなっていくでしょう。
ビジネスや社会における従来の中央集権的なオペレーションモデルが変化しています。これらは、新しいモビリティサービス、金融や小売におけるAPIエコノミー、分散型電力ネットワークなど、オープンで分散型のネットワーク構造へと進化しています。
物理空間とデジタル空間に接続されたすべてのものを信頼できるようにするため、富士通は自己署名型・分散型のデジタルID技術を開発しました。これは、ボーダーレスな世界を実現するための重要な要素です。また、マルチバイオメトリクス認証やプライバシー保護など、プライバシー関連技術やアイデンティティ技術も提供しています。そして、お客様と協力して、接続されたエコシステム全体でエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを可能にする自律分散型トラスト技術を提供しています。
サステナビリティ・トランスフォーメーションを実現する富士通のデータ&セキュリティテクノロジー
最新の視点・論考
【変革のキーテクノロジー】ボーダーレス化する社会で信頼を築くデータ&セキュリティ
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富士通のデータ&セキュリティテクノロジーの特長
新しいデータ e-TRUST サービスは、富士通のIDentitY eXchange(IDYX)およびChain Data Lineage (CDL)テクノロジを使用して、業界全体で安全なデータ交換を実現します。また、民間と公的機関の間でやり取りされる業務データの改ざんを防ぎ、真正性を確保する透明性の高い「トラスト・トランスファー技術」を開発しました。さらに、ゲーム分野では、大手ソフトウェア会社と提携し、デジタルデータの権利管理のための新しいデジタル署名ソリューションを開発し、メタバースやゲームの世界におけるデジタルデータの安全な流通・販売を可能にしました。
また、社会インフラを支えるネットワークやAIシステムのセキュリティ強化も進めています。Fujitsu UvanceのハイブリッドITソリューションのサイバーセキュリティコンサルティングやサービスを通じて、物理空間とデジタル空間における人、システム、デバイスへのアクセスを確保するトラストテクノロジーの開発を進めています。
例えば、持続可能性が世界的に必須となる中、当社のConnectionChain技術は、複数のブロックチェーンを接続し、トークンの自由なフロースルーを可能にし、接続されたエコシステム全体でエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現することができます。
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